チームのコミュニケーションのお話
以前書いた記事で、能力よりチーム内でのコミュニケーションが大事だよ、と言うのがありました。
介護もチームです
これって、介護職ではその日のシフトのメンバー、ケアマネならお願いするサービス事業者さんの選定が大事だよということになりますよね。
介護職特に施設で働いている方や、デイサービスなどで働いている方は覚えがあると思うんですが、あの人と同じ勤務の時は仕事がしにくいと感じるアレがコレなんじゃ無いかと思ったりします。
コミュニケーションの問題
つまり、コミュニケーションが上手く取れる相手と仕事した方が圧倒的に楽なんです。コミュニケーションというのも、会話が出来る世間話が出来るみたいなものじゃ無くて、この人ってこういう時にこんな動かしてくれるよねっていうヤツです。良い言い方すれば信頼できる相手、見方を変えれば多少サボってても許せる相手ですね。
相手にどれだけ期待しているか、プラスもマイナスも含めて期待値と実際の働きが釣り合ってる人がやりやすいんですよ。
反対から見たら
では逆にやりにくい人を考えてみましょう。
先ずは何もしない人
何しに仕事しに来てるねんって思いますよね。
何でもかんでもサボる人
上と一緒ですね。一緒に仕事したら損すると思ってしまって、相手に何か仕事をさそうと考えても結局上手くいかずイライラしながら自分でしてるっていう全く得しない状態ですね。
自分が出来る人と思ってて抜けの多い人
抜ける部分が予測がついたら良いんですけど、こういう人って予測がつきにくいんですよね。なので、予測をしようと思ったら全部疑わないといけなくなるし、何でこんなところを!って思う部分に抜けが出やすいんです。基本的には悪い人ではないですしアクティブに動いてくるんですけど、それが返って広範囲の混乱を招いたりします。無能な味方が厄介というヤツですね。
非言語コミュニケーション
他にもタイプはあると思いますが、予測がつかないと仕事ってやりにくくなります。心理的には「お前らプロやろ」っていうてくる人と一緒で、勝手にプロはこんなものと仮定してきて、それに満たない状態であれば文句をつけてくる状態ですね。能力の査定もしないし、望む結果の共有もしないし、そもそも話が噛み合わない人が多いセリフですね。お客さん意外にも同僚に対して同じこと言う人も居ますしね。
諦めも大事ですよ
チーム内のコミュニケーションが円滑というのは、相手の苦手なものも含めてお互いに能力の査定やある程度の行動の予測が出来る、非言語的な、言うなれば適切な期待と前向きな諦めが持ててる状態と言えます。そんな環境だとそら仕事もしやすいと思いますよ。
施設介護をしてた時の事を考えながら書いてましたけど、ケアマネで何処の誰と一緒に仕事をしたいかも、これと同じような考えじゃないかと思っています。やっぱり長い付き合いの所は安心できますし、不安な所は長い付き合いにならないですし、初めての事業所さんは緊張します。勝手に2、3個の顔馴染みのチームを作ってるケアマネさんもいてると思います。
僕自身の戒めなんですが
あと、これ言うと元も子もないんですけど、このチーム意識はチーム内でも個々に違う感想にらなる事があって、自分には心地よいチームでも相手からは嫌だなぁと思われてる可能性は何処かで持っておいた方が良いですよ。単純に能力の高い人と組む方が仕事はラクですからね。