もんじゃもんじゃ

もんじゃ焼は食べたことがありません

レベルが合わないの解像度を上げると

気がついたら去年からブログほったらかしやったんですね。これくらい別にいっかが長期間になる悪い癖です。

 

んで、昨日のお話で、他所の社長さんとの話。

その社長さんはデイサービス等の介護事業の経営をしながら第一線で働いてる人で、自分が雇われてた時に受けた理不尽な扱いに嫌気がさし、そうはならないぞって一念発起した素晴らしい社長さんなんです。実際スタッフに対しては真摯に向き合ってるし、そこまでしなくてもってくらいにスタッフの私生活の相談を受けたりしています。

 

出来る人と出来ない人、わかってる人とわかってない人と分断があると思っています。

両者がお互いに分かり合えないと思っているんです。よく下のレベルに合わせてとか、目線を合わせてとか、言うじゃないですか。僕もその社長さんに同じようにみんな一緒と思ったらダメですよって言ってました。その社長さんは一スタッフから自分で法人立ててってやり手の社長さんです。勿論スタッフの手本になるようにとても頑張ってます。上の人間として下を守ろう、正しくあろうとしてる人です(本人談)

 

で、昨日喋ってたら、スタッフのやる気が見えないと言ってました。

研修したり、教えたりしても何も身にならないと嘆いてました。なにかスタッフにする事で、何の反応も進展もせずにすればするほど虚しくなる、と。

相手のレベルに合わせようにも、当たり前の話をしてるし、人としての大事な話も入っていかへん、と。

その後、社長さんは言いたいことを捲し立ててちょっとはすっきりしたのか雑談は終わりました。

 

話を聞いてた時にはあまり考えなかったんですが、時間が経つにつれ一つ考えが浮かびました。

レベルって実は僕もよくわからないのですが、そのレベルってヤツを何かに当て嵌めてみよう、と。

 

仕事をしてるから仕事が出来るレベルに達している、というのが社長さんの根本にあると思うんです。

例えば、それが高校卒業できる能力と仮定しましょう。

その高校卒業できるレベルと言っても、偏差値の上から下まで様々です。

あ、偏差値がどうとか頭の良さがどうとかって話じゃ無いですからね。

それを一括りに仕事してるレベルで括るのは乱暴じゃ無いかと、まず思いました。

なので、(例えですよ)トップ高校卒業生とボトム高校卒業生が同じ事が出来るかと言われれば、どうでしょう?

違いますよね?

平均的であったとしても、全てに平均的では無く、何処かでばらつきがあってオール50点の人もいれば、何かは90点で何かは10点の人もいるんじゃ無いかと。

それで、何が出来なかった場合に「君高校卒業したんだからこれくらい出来なきゃおかしいよね」って言っても解決しないんですよね。

高校卒業したからと、当たり前の事が解らない場合に、高3のこれはわかるか?解らなかったら高2のこれは?次は高1のこれは?じゃあ中学のこれは?小学生のこれは?ってしていくしかないと思うんですよ。(あくまで例えですよ)

数学はわかるけど社会はわからないとか、文系やから理数系はさっぱりとか、人それぞれなんですよね。

それを、何の資格があるからこれくらいは出来るでしょ?ってのも個人同士のケンカならまあ仕方ないとは思うけど、ここから良くして行こうって人がそれに陥るのは勿体無いなと思うんですよね。

 

解らないことは解れば良いだけやし、知らないことは知れば良いだけなんですよね。自分はそれはしなくていいとか、知る必要(があるのに知る必要)が無いとかじゃ無かったら、気長に取り組むしか無いのか、と別の徒労感が湧き起こりました、僕の問題じゃないのに。