もんじゃもんじゃ

もんじゃ焼は食べたことがありません

人の役にたってますか?

以前に同僚が揉めたんですが、要支援の方の基本チェックリスト作成の時に「人の役に立っていると思いますか?」という質問に対して、まるで私が役立たずだと言ってるみたいじゃないかと立腹され、結局そんな質問が必要な支援は受けないと支援を中断する事になりました。

 

質問の仕方がどうこうとかあるんですが、今回はそういう話じゃ無くて自尊心や自己効力感のお話をしようと思います。

 

自尊心は「ありのままの自己を尊重し受け入れる」ことで、自己効力感は「自分にある目標を達成する能力があるという認知」のことみたいです。wikiで調べてみました。

 

「人の役に立ってると思いますか?」っていう質問は自尊心や自己効力感が低くなってないかを調べる質問なんじゃないかと思うのですよ。

自尊心も自己効力感も自身に向けた感情ではあるんですが、自尊心も自己効力感も育つと他者に対しての介入が出来るようになると思うのです。

今の自分には何の能力がなく自分でも到底受け入れられない状態、が自尊心も自己効力感もない状態じゃないですか。つまりこんな事になるはずじゃなかった、こんな自分は自分じゃない、みたいな状態です。

 

これが自尊心があると、今はこんな状態でこれとこれは出来ないけどこれなら出来るよ、って感じになったり、

自己効力感があると、これをしていったらあれが出来るようになるかもしれない、って思える訳です。

 

言い換えれば、現状と未来に対して絶望しかないか希望が持てるのか、みたいな話です。

 

どんな状況になってもこれなら出来るって思える人は、これなら手伝えると思える訳です。

まぁ、本当は逆で、これは手伝えるって思える人が、これなら出来ると思えて、自身の出来る事が拡大していくんですけどね。

 

と、言うわけで自尊心と自己効力感は大事ですよってお話でした。