介護職は貧困のままで良いのか

このリンクにあるのは、貧困になれば判断力が低下するという研究結果であり、貧困であるという状況がIQを13ポイント低下させる効果があるという事です。

これはその人の能力が低いから貧困に陥ったとも考えられますが、貧困な状況になる事で能力（IQ）が低下してしまうということもアヌジ・シャーの実験でも明らかになってます。

この話は、貧困になっちゃうと脱出するのは並大抵の事じゃ出来ないよ、お金配っても仕方なくて教育機会とかで貧困の再生産を防がなくちゃいけないよねっ事なんですけど、ちょっと違う目線でみてみましょう。

介護職は給料が安くていいのか問題

これなんですけど昨日ツイッターで、介護は大したことのない仕事やから給料安くても仕方ないやろ、みたいな書き込みがあったみたいなんです。こんな書き込み昔っからあるでしょうし、それこそ看護師さんが看護婦さんと呼ばれてた時代からあった問題ですしね。

あと、介護の仕事が大した仕事かそうじゃないかの議論は、大した仕事にも出来るしそうじゃなくも出来るんじゃない？ってくらいの気持ちにしといて、今回は置いておこうとおもうんです。

で、本題なんですが

上で書いた通り、どうも貧困は能力の低下を起こす要因みたいなんですね。介護職は直接は死ぬのを防がないですが、間接的には死なないようにする仕事だと思うんですよ。

で、問題の能力低下ですよ。これってそのままにしてていいのって思いませんか？

保育士さんでも一緒ですが、介護保育とも低賃金と言われてるわけです。つまり、意図してかどうかは知らないですが、保育介護に携わる人間の能力を低下させるような世の中になってるんですよ。

それで、言うたら人間の中でも生存能力の低い部類の集団を見守る労働者の能力をわざわざ低下させるメリットがどこにあるのか、と言うことですよ。

そこにドーナツ事件ですよ。

これは准看護師さんですが、介護施設で施設でなく個人が起訴され有罪になった訳です。介護職の方が起訴されないとは言えなくなってると考えるのが妥当だと思うのです。

これも合わせて、どう思われますでしょうか。

もんじゃもんじゃ